古民家について建物の耐震性などの強度や、空き家の管理面などで「どうしたらいいんだろう?」とお悩みの方からご相談を受けることが増えています。
伝統を携えた趣と味のある雰囲気が魅力な古民家ですが、いざ手を出そうとなると様々なことを知る必要があり、お客様にとって悩ましいものだと思います。しかし、国内で見れば「まちづくり事業」「地域活性化」などの取り組みで、地域のお悩み解決と古民家・空き家の有効活用のための取り組みが数多くなされています。
宮崎県内でも「空き家再生事業」として、地域への心地よい定住促進としての取り組みや耐震補強への補助などがなされています。
竹脇建設の所在地である都城市でも年々空き家は増加しており、朽ち果てていくだけの住まいを見るとどこか寂しい気持ちになります。
原因の一つとして固定資産税の増加が考えられます。
下手に空き家を取り壊してしまうと、空き家があったころと比べて固定資産税が5~6倍程度に増えてしまうこともあり、何かしたくてもできないというのが現状でしょう。
しかし、だからといって放置を続けてしまいますと、周辺への被害を与える危険の高い「特定空き家」として見なされて、行政から指導の対象となる可能性があります。ですから、もし受け継いだ古民家や同居・引っ越しなどでできた空き家をお持ちの方は、『古民家再生』を選択肢の一つとして検討されてはいかがでしょうか?